火事の怖い現実-2

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防火シャッター不正検査
2019年1月、国土交通省は建築基準法に基づく定期報告制度で防火シャッターなどの作動確認を行う「防火設備検査員」資格の不正取得が判明したと公表。不正の内容は、資格取得の要件である実務経験年数の偽りでした。
防火設備検査員の資格を不正に取得していたのはLIXIL鈴木シャッターの従業員13人。この不正者は東京都などで21物件68棟の防火設備を点検していたのです。
東京都で66棟、千葉県で1棟、長野県で1棟の防火設備を点検していました。
防火シャッターは、火事が起きた時、他の区画への延焼を塞ぐために設けられていて、大火事になるのを防ぐ効果があります。その点検を、経験数の少ない者に任せてはならないのです。
例えば一級建築士試験を合格しても、すぐにまともな設計はできません。何年もの経験を積まないと良い設計はできません。何事も経験が必要なのです。
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