地震データーねつ造事件 | |||||
2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震を観測していた大阪大の秦吉弥・元准教授が地震計による観測データはねつ造である事を、2019年3月大阪大は発表。 捏造があったのは、熊本地震の本震や東日本大震災の余震などの観測データです。熊本地震の時、秦元准教授らは2016年4月14日の前震の後に現地入りし、熊本県益城町に臨時の地震計を設置して観測を開始。16日の本震では計測震度「6、9」という特に大きい揺れで、多くの木造住宅が倒壊する要因になったと報告。 しかし大阪大は、地震計を固定するために必要なアンカーが使われた形跡がない事や、観測によるデータそのものが確認出来ない事などにより、捏造だったと認定。 他に1995年の阪神大震災や発生が懸念される南海トラフ巨大地震などに関する17本の論文で捏造などが疑われる事も明らかにしました。 ただ気象庁は元准教授のチームとは別の観測結果を基に熊本県益城町の本震の揺れを震度7としており、今回の捏造による影響はない、としています。 | 企画中 |